【2005年 3月のつぶやき集】
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春が来れば毎年大きな桜の木が一重、八重と咲き
何処より立派なお花見ができると
我が家の近くに咲く桜を楽しみにしていましたが住宅が建つことになりスッパリと見事に消えてしまいました
長い間咲き続けた桜は影も形もなくなり毎年いろんな想いを投げかけてくれた桜の木は
悲しいくらいに潔く姿を消してまいました桜の木からたくさんの元気をもらっていたことに
いまさらながらに気づかされある日突然芽吹いてくれないかなーなどと
毎日窓から眺めては今年の春は寂しい春になりそうでちょっと悲しいのであります
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”淡墨桜”見たいですー!
岐阜県根尾村の淡墨桜は樹齢1500年を経て
その命の存続には桜守(さくらもり)と呼ばれる多くの人達の手により大切に守られ花咲く春、昆虫や鳥など様々な生き物を集めます
瀕死の状態の時村を訪れた作家宇野千代さんもこの桜の命を守りたいと強く心をうたれた一人でもあります
枯れ死状態から不死鳥のごとくよみがえったこの桜は蕾の時は淡いピンク、満開時は白色
散り際は淡い墨色となり短い命をドラマティックに演じるのであります”淡墨桜”の力強く咲き誇る姿は多くの人たちを
勇気づけ励まし桜と人間との関わりは強い絆で結ばれています咲き誇る姿はもちろん妖艶なまでの散り際に出会いたいと思います
短い命を最高に演じ続けるその姿に出会いたいのであります